アウトをセーフにした少年(応援履歴①)

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小学校時代

私は小学3年の1月から中学1年の8月(※)まで、小学生の硬式野球であるリトルリーグをやっていました。
※リトルリーグはアメリカ発祥で世界大会もあるため、アメリカの就学年齢が登録基準になっています。

最初は楽しかったものの、一時期はボールに対する恐怖心などから、練習を避けることもありました。
最後まで恐怖心は消えなかったように思いますが、それでも学年が上がると休まず行くようになります。

ただ、家で素振りなどの努力をしなかったこともあり、定位置は補欠の補欠。
試合での役割は、声が大きいということだけで、一塁コーチでした。

考えてみれば、この頃からコーチだったんですね(笑)。

ある試合で、微妙なタイミング(監督や選手仲間全員は完全なアウトと言いますが)のプレーで、
私がありったけの声で「セーフ! セーフ!!」と叫ぶと、判定もセーフ。 そこから逆転勝ちにつなげた試合がありました。

帰りのバスが立ち寄ったサービスエリアで、役員の方が「今日はお前のお蔭で勝った、何でも好きなもん買ってやる!」と言ってくださり、おみやげを買ってもらえることになったのです。

これが、コーチとしての初仕事とは申しませんが、応援の重要性を認識するきっかけになったことは間違いないでしょう。

あれから三十余年。
ほぼ常に誰かを応援をしてきた私は、これからもコーチングによって関わる方々を幸せにしていきます。

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  1. 2016年 4月 23日

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