先週末は私が生まれ育った富士の隣町になる吉原でお祭りがありました。
隣町のお祭りなので、過去に何度となく行くチャンスはあったはずですが、恥ずかしながら50歳近くになって初めてその雰囲気を味わった次第です。
田舎のお祭りだからと高を括って行ったところ、予想外に人手もあり賑わっていました。
高覧型・江戸型・吉原雛壇型など何と21台もの様々な山車の引回しがあってビックリ。
翌日昼には神輿もあるそうで、さすがに六つの神社の合同開催だけあり、それなりの規模なんだな~と感心しました。
実は、この隣町を含む我が富士市では、日本三大だるま市と言われる毘沙門天大祭が毎年旧正月明けに開催されています。
また、隣接する富士宮市ではゴールデンウィークに流鏑馬祭(富士山本宮浅間大社)があります。
そのため、今まではそれらばかりを意識していたのですが、今後はこのお祭りにも注目していかなければなりませんね。
もちろん、地元で開催される甲子祭には今まで通り注目です。
さて、子供の頃はお祭りの際に軒を連ねる露天ばかりが楽しみでした。
しかしながら、最近はその開催意義や継承方法を考えるようになっています。
なぜそのお祭りは、その時期にその場所で実施されるのか?
今後、どのような形式で後世に引き継がれていくのか?
そんなことを考えるときに、いつも思い出す言葉(故事成語)が【温故知新】です。
「ふるきをたずねて(あたためて)あたらしきをしる」
我々は時に「知新(あたらしきをしる)」ことを優先しがちですが、その前提として「温故(ふるきをたずねて)」があることを忘れてならないでしょう。
古い習慣や常識にとらわれず新しいことに挑戦するのは素晴らしいものの、まずはその習慣や常識の成り立ちと意図を十分に習得・理解した上で変えていくことが必要です。
ただしっ!
個人の習慣が明らかに間違えている場合、どうしてそういう習慣になってしまったかを考えている暇はありません。
悪習慣はすぐに改善しましょう。
どうせ改善するならより良い習慣、ハイパフォーマーの習慣を身につけられるといいですね。
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