今シーズンから大リーグのエンゼルスに移籍し、二刀流を継続している大谷選手。
現地時間5月15日までに、投げては3勝(1敗)、打っては3割以上(本塁打5本)と大活躍です。
しかし、16日の試合では4打数0安打。
無安打だけならまだしも、3三振を喫してしまいました。
ちょっと心配になりそうなところですが、試合後のコメント記事を見て、感心させられます。
以下「」内は大谷選手のコメント
「野球をやってきて、おそらく打席の中で見た1番速い球じゃないかなと思います。
それはスイングをしていても、ここまで品のある球というか、スピードもそうですけど、なかなか経験したことがない。」
「改めて素晴らしい投手だなと。
1試合通してそう感じた。
トータルしてすごく完成された投手だなと感じた。」
「個人的にものすごく勉強になった。」
「これを自分にどうプラスにしていくかによって次の対戦の結果がだいぶ違ってくると思う。
そこ次第かなと。
勿論、素晴らしい投手なのでなかなか打ち崩すのは難しいと思うのですが、手強いなというよりは、そこをクリアしていくことによって自分のレベルだったり、チームのレベルが上がっていくのかなと思います。
そこをクリアしていく楽しみ、技術を含めて。
そこの方が今後の自分にとって大事なのかなと思います。」
実に頼もしいですね。
個人的に『品のある球』という表現を気に入っていますが、注目していただきたいのはそこではありません。
『どうプラスにしていくか』『そこをクリアしていく楽しみ』
この言葉こそ、多くのお子様方へ伝えたいものです!
誰でも上手くいかないことがある、失敗することがある。
しかし、そのとらえ方一つで未来は大きく異なります。
紹介した大谷選手のコメントは、3三振を喫したバーランダー投手との次回対戦について質問された時の回答ですが、このようにきちんと整理・切り替えができるからこそ、翌日の試合では第6号ホームランを放つことができたのでしょう。
何かにつまづいてしまった時、それにこだわり過ぎず、『どうプラスにしていくか』を考え、『そこをクリアしていく楽しみ』を味わえるようにしたいものです。
そのためには、今までと異なる考え方が必要になるかもしれません。
ブレイキングコーチング では、ハイパフォーマーとしてのマインドセット(思考法)を紹介していきます。
大谷選手のような考え方を身につけたいお子様・身につけさせたい親御様は、是非お声を掛けてください。
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