今週から来週にかけて様々な学校で入学式があり、多くの生徒・学生が希望を胸に新たなスタートをきったことでしょう。
ただ、私が気になってしまうのは、その胸が希望以外のもので占められている子供たちです。
希望以外のものって…不安?
これはまだマシです。
ある意味で希望と表裏一体のものであり、何の不安もなく新たなスタートをきる人の方が稀でしょうから。
希望以外のものって…悲しみ・悔しさ・むなしさ。
私が気になるのは、これらの感情を胸に進学する子供です。
受験から数週間を経ているにもかかわらず、いまだに心の整理ができていない子。
夢に描いていた合格を手にすることができず、心ならずも(第一)志望校以外へ入学することになった子。
私自身も大学受験の際に第一志望から第三志望まで不合格で、第四志望に合格していたにもかかわらず、様々な理由から第五志望の大学へ進学することになったため、その複雑な心境が少なからず理解できます。
18歳だった私はある程度割り切れたものの、15歳(高校受験)あるいは12歳(中学受験)でその状況に身を置くことを考えると、胸が締め付けられます。
しかしながら、志望校へ進学するために受験=チャレンジしたことは、一生の財産です。
タレントの土田晃之さんは、中学受験で志望校合格を勝ち取ることのできなかった娘さんに、
「いいんだよ、落ちたって。
中学受験は、お前が小学校の時に塾へ行って一生懸命勉強した成果、チャレンジするだけでいい。
俺もママも、この学校に行って欲しい学校はないから。
今の友達がいいのなら、近所の公立でいい。
頑張ってチャレンジした先に何があるか分からないけれど、頑張ることが大事だ。」
と声を掛けたそうです。
今の私は『過去の結果を悔いるよりも、未来に向けて一歩を踏み出す』ことの重要さを知っています。
チャレンジした結果を真摯に受け止め、思い通りにならなかった時点で立ち止まるのではなく、目的地へ向けて別の方向から進みだすことの大切さを知っています。
これを、今は下を向いてしまっている子供たちに、涙で目を曇らせている子供たちに、是非とも伝えてあげたい!
そして、前を向いて歩き出して欲しい、笑顔で新しい生活を送ってもらいたい!
そのために、若年層に特化したコーチングプログラムを開発します。
心のケアをするカウンセリングではなく、受験結果をバネに、ライバルの2倍3倍で成長するためのコーチングです。
ご期待ください。
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