不機嫌の罪(こんなに下がる自分の能力)

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人はなぜ不機嫌になるのでしょうか?

職場で学校で家庭で、不機嫌になってしまったり、不機嫌になっている人に振り回されたりする毎日を送っている人がたくさんいます。

不機嫌は思い通りにいかない外界、すなわち環境・出来事・他人に自らの心の状態が侵されている状態です。

不機嫌の背景には期待思考や未来思考、結果思考や正誤思考などが介在しています。

いずれも自分の思考の結果で不機嫌になるのであり、決して周りのせいで不機嫌になっているのではないのです。

 

別に不機嫌でも自分は構わないし、本人がイライラしていても周りには関係ない、という人がいるようです。

しかし、不機嫌は重罪です。

不機嫌な人は不機嫌を引きずって、今目の前にいる人の二度とない今この瞬間の質を下げてしまっているのです。

質をないがしろにしている人に幸せはありません。

今この瞬間の質は人間の貴重な人生の財産であり、目の前にいる人の唯一無二の時間という財産を踏みにじっていることになるのです。

自分が不機嫌で構わないと思っている人は、この原則を知る必要があります。

 

また、不機嫌な心の状態のままいることは、人間に悪影響を及ぼします。

人は様々な理由で不機嫌になりますが、機嫌が悪いと自分自身の機能が下がってしまうのです。

思考の機能が下がれば、判断力や決断力やアイディアは鈍るでしょう。

行動の機能が落ちれば、行動力や実行力やチャレンジも下がるのです。

医学的には免疫機能や身体機能が落ちるので、病気のリスクが格段に上がります。

機能が下がったままコミュニケーションすると、その質も間違いなくレベルが落ちます。

様々な機能が下がるので、学習効率も悪くなるでしょう。

このように、不機嫌のまま放っておくと自分らしいことができなくなるのです。

 

だからこそ、機嫌の悪さに気づいて、上機嫌にマネジメントする脳力が真剣に生きたい人には必要なのです。

 

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