昨日閉幕した平昌オリンピックでは、最終日前日にカーリングで日本女子チームが銅メダルを獲得しましたね!
前々回のバンクーバーオリンピックから話題を集めていましたが、今回のオリンピックでは新たに脚光を浴びたことがあります。
それは、試合の間に行われるハーフタイム。
カーリングのハーフタイムの特徴は、お菓子や果物を食べることです。
「氷上のチェス」とも呼ばれ、1試合が約3時間と長時間で頭脳と体力を非常に使うスポーツのため、糖分を取る目的で間食するそうです。
どのチームも、ハーフタイムで間食を取りながら作戦を立てるのですが、日本チームだけは他のチームとちょっと光景が違います…。
他のチームは、立った状態でドライフルーツなどを簡単なもの取りながら、コーチの話を聞いています。
真剣な顔で話し合っていて、いわゆる会社のミーティングのような風景です。
しかし、日本女子は違います。
いろんな果物やお菓子を床に広げ、その周りに円陣を組んで座るスタイル。
通称「おやつタイム」「もぐもぐタイム」と呼ばれていて、メンバー同士が笑顔でコミュニケーションをとっています。
まさに「ザ・女子会」といった光景で、とてもスポーツのハーフタイム………しかも、オリンピックのような大舞台には見えないのです。
もちろん次の作戦について話しているのですが、すごくリラックスしている空気が伝わってきます。
今回の日本の快進撃は、このリラックスをしたハーフタイムも要因の一つに違いありません。
実際に、選手も
「長い試合の中で集中力が切れることがあるが、このハーフタイムで糖分をとってリラックスができ、後半からも高い集中力で試合に挑める」
と言っており、オリンピックという大舞台で重圧に負けずに集中してパフォーマンスが出せるのは、しっかり集中とリラックスの緩急のバランスがとれているからでしょう。
このように、高い集中力を出すにはしっかりとした休憩をとり、いかにリラックスできるかが大切です。
真逆に思えるかもしれませんが、高い集中力でパフォーマンスを発揮するためには、しっかりリラックスをすることがとても重要です。
是非「リラックスすることに集中」してください!
そうすれば、女子カーリングチームのように高い集中力が生まれ、今以上のパフォーマンスが生まれてくるでしょう。
さて、お子様の集中力が足りない、あるいは集中力が続かないという場合、休息をとっていてもリラックスができてないのかもしれません。
(ちなみに、休憩中にスマホを見ていては、リラックスはできないものです。)
あるいは、休息をとり過ぎていたり、リラックスし過ぎている可能性もあります。
いずれにしても、集中とリラックスのバランスが大切です。
ブレイキングコーチには、この点に関するカリキュラムもありますので、ご興味のある方はご連絡ください。
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