睡眠改善(1日1分の足裏マッサージ法)

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前回に引き続き、睡眠について考えていきましょう。

 

今回ご紹介するのは、日本快眠協会の今枝昌子さんが提唱する「足裏快眠法」です。

「足裏快眠法」では睡眠改善のために、(1)親指、(2)他の指、(3)第二指から第四指の指の付け根 をマッサージします。

足裏のマッサージは手の親指を使い、強めに押すのが基本です。

自分でマッサージすると、なかなか力を入れにくいので、はっきり痛みを感じるくらい強く押すようにしましょう。

 

では早速、具体的なやり方を紹介します。

 

 

1. 親指

足の親指は頭部と対応しており、睡眠改善の上では最も重要な部分です。

まずは、親指の腹から。

片手で足を固定し、親指の根元を強く押します。

そのまま残り少ないハミガキのチューブを絞るように、力を入れて指先まで押してください。

続いて親指の側面です。

手の親指と人差し指を使い、ペンチで挟むように親指の側面を根元からつかみ、そのまま絞るように指先まで押し上げます。

外側よりも内側に力を入れるのがポイントです。

 

2. 親指以外の指

親指以外の指の血行が良くなると熱が放散され、深部体温(内臓や脳の体温)が下がって眠気をもたらします。

眠くなると手足が温かくなるのは決して気のせいではないんですね。

刺激するのは指の側面になります。

手の親指と人差し指でそれぞれの指をギュッと挟み、根元から先端に向かってチューブを絞るように押しましょう。

 

3. 指の付け根

指の付け根の盛り上がっている部分は肩の僧帽筋に対応しています。

ストレスによって交感神経が優位な状態が続くと僧帽筋が緊張して、肩こりの原因になります。

したがって、ここを刺激することで肩こりが解消する人も多いそうです。

骨と骨の間に親指を強く当てて、指先に向かって1㎝ほど絞るように押し上げてください。

 

以上、3カ所のマッサージが基本です。

毎日寝る前に続けてみてはいかがでしょうか?

最初は時間がかかっても、コツをつかめば片足30秒程度でできるようになりますよ。

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